カミヲイヤスモノ ~ 髪は神 ~


「髪きれいですね。あまりカラーリングしてないんですか?」
「いえいえオバサンはヘアカットの度にカラーリングです。」と返答させて頂いたら、不思議そうに眺めながら新米美容師さんは、私の髪にドライヤーをかけてくれました(笑)。


この度は、「ヘアケア」について2回に渡りお話しさせて下さい。
「何じゃそりゃ?!」と思われた方も、どうぞお付き合い下さい(笑)。


では、お写真のご紹介です。
兵庫県淡路市多賀にございます淡路国一宮「伊弉諾(いざなぎ)神宮」の鳥居です。
「古事記」や「日本書記」の世界では、伊弉諾尊(いざなぎのみこと)が余生を過ごした幽宮(かくりのみや)の地とされております。


この文面を読まれて滋賀県の多賀大社を思い浮かべた方は、神社にとても関心をお持ちの方ですね。
多賀大社も伊弉諾尊の幽宮として知られています。
学界では伊弉諾神宮が有力とされているようですが、神様は「どちらでもいいよぉ」なんて笑っていらっしゃるかもしれませんね(笑)。

伊弉諾神宮には夫婦大楠(めおとおおくす)という、元は二株の楠が結合して一株になったとても微笑ましいご神木様がいらっしゃいます。

樹齢900年を超える、兵庫県指定の天然記念物です。

毎日お目にかかりたい、優しくて大きなご神木様です。



さて、ようやく私の「ヘアケア」を模索するきっかけを頂いた、お写真をご紹介致します。

「頭髪感謝之碑」です。

この石碑の近くには全国的に有名な育毛会社やカツラの会社、地元の美容院等の奉納碑が並んでおります。

ぼんやりと「髪は「カミ」と訓じ、神や上に通じる語意です・・」と読みはじめた時、忘れていたふたつの「髪」にまつわる事を思い出しました。



ひとつは髪そのものの事で、ネタが広がりそうですので省きます。
今回大事なのはもうひとつのお話しで、キーワードは「塩」です。



次回に続きます。

暮らしと風のかたち

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