環境学としての風水

風水は環境学のひとつであるという事は、残念ながらあまり知られておりません。

そして、風水では「方位」がとても大切です。



どうして方位が大切なのか、大袈裟ですが私たちが暮らす「地球」との関わりを知って頂ければ、ご納得いただけるのではと思います。



私たちの住んでいる地球の表面には「地殻」があり、その下に「マントル」があり、さらに中心には「核」があります。



地球の内部は金属質らしく、電流が発生します。

ここから「地磁気」という「磁力」が生まれ、この「磁力」が地球上のものに影響し、方位に影響していくことになります。

北極にはS極、南極にはN極と呼ばれる磁極があり、地球全体が大きな磁石となるわけです。



地球自体は自転しながら、太陽の周りを公転するので季節が生まれます。

そして、月の引力の影響で海が満ち引きもしますね。



こうして地球は太陽と月、そして宇宙からの「磁力」にとても影響を受けているのです。

「方位」はこの「磁力」との関わりがとても大切なのです。



現代のように、地球と宇宙の関わりが解明されていない時代の先人たちは、研ぎ澄まされた感覚で環境の変化を観測し、膨大な統計データをもとに風水という環境学を確立して行きました。



硬い話しになってしまいましたが、風水が環境学のひとつであるという理由が、少しでもご理解頂けたでしょうか。



風水の歴史の長さを考えれば、私たちは恵まれているかもしれません。

そして、日本の先人たちは風水に「風情」を暮らしに盛り込んで、文化としても積み重ねてきました。



私たちは今、この先人たちの知恵を日々の暮らしに気軽に取り入れられます。

合言葉は「学ぼう風水」です。



暮らしと風のかたち

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